日本ジャズダンス芸術協会(以下JDA)は、1984年に設立され、日本におけるジャズダンスの確立と振興を通じて、芸術文化の向上と発展に寄与することを目的とした団体です。その後、1992年に現在の名称である「日本ジャズダンス芸術協会」へと改称し、ジャズダンス界を代表する存在として活動を続けています。
JDAは、設立当初からダンス公演やコンクールの開催を通じてジャズダンスの普及に努めてきました。1984年の設立記念公演から始まり、毎年恒例の公演や全国規模のコンクール「JDAダンスコンクール」を開催し、これらのイベントはジャズダンス界の重要なプラットフォームとなっています。さらに、文化庁芸術祭への参加や協会設立周年記念特別公演の開催など、国内外でその存在感を示してきました。
また、2010年に一般社団法人へと移行し、協会認定ダンス指導者認定制度や研修会・ワークショップを導入するなど、教育分野でも活発に活動しています。近年では、全国各地に支部を設立し、地域でのジャズダンス普及にも力を入れています。支部数は2022年時点で1道17県19支部に達し、全国規模での活動が一層広がっています。
JDAは、「ジャズダンスの更なる発展」と「新たな才能の育成」を使命とし、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広い層に向けた活動を展開しています。ジャズダンスを通じて人々に感動と喜びを届けることを目指し、今後もその歩みを進めていきます。