「精度と洗練はプレミアム級」と称えられた、東京バレエ団のウィリたち。
婚礼を前に死んだ若い女性の霊ウィリの伝説をもとにした、ロマンティック・バレエの名作「ジゼル」。夢幻の輪舞を踊りながら夜の森を支配する、魔性のウィリたちの神秘的な美の世界と、死してその仲間となりながらもなおも恋人アルブレヒトを守るヒロイン、ジゼルの至高の愛を描く物語です。
ロマンティック・バレエで描かれる妖精たちの“バレエ・ブラン”の群舞は、東京バレエ団の十八番です。国内では文化庁芸術祭においての完成度が受賞理由となり、また2023 年のオーストラリア公演では、現地メディアから「精度と洗練はプレミアム級であった」(Man in Chair)、「見事なユニゾンと軽やかな揺らぎ」(THE AGE)、「東京バレエ団の細部へのこだわりは息をのむほど」(The Blurb)など絶賛に次ぐ絶賛を浴びました。
主演には沖- 柄本、秋山- 宮川に加えて、足立の相手役として新たに急成長を遂げている生方隆之介がアルブレヒト役としてデビュー。充実したソリストの演技と比類のない群舞で、バレエ史に燦然と輝く傑作をどうぞ心ゆくまでお楽しみください。