バレエの正統を受け継ぐ名門オーストラリア・バレエ団が、15年ぶりに来日します!
1930年代後半、バレエ・リュスが初上陸して以来、オーストラリアではバレエ文化が根付いてきました。オーストラリア・バレエ団は、1962年に英国ロイヤル・バレエ団の創設者であるニネット・ド・ヴァロワの推薦を受けて、ペギー・ヴァン・プラーグによって設立されました。プラーグの指導のもと、欧州のさまざまなレパートリーを取り入れ、海外公演も多数行いました。マーゴ・フォンテインやルドルフ・ヌレエフなどの国際的なスターを迎え、名門バレエ団へと成長しました。日本には1968年の初来日以来、計6回の公演を行い、伝統を守りつつも柔軟で自由な創造性に基づいた作品を披露してきました。
2021年から芸術監督に就任したのは、世界的に活躍するダンサーのデヴィッド・ホールバーグです。ホールバーグは「レパートリーの継承と拡充を通じて、オーディエンスを育むこと」を目標に掲げ、リーダーシップを発揮しています。2023年には、年間公演回数230回以上、総観客動員数30万人を達成し、ロンドン・コヴェント・ガーデンでの公演も全日完売、現地メディアから賞賛の嵐を受けました。
オーストラリア・バレエ団は、その世界トップクラスともいえる組織運営により、国際的な評価をますます高めており、今もっとも目が離せないバレエ団の一つです。